

川は美しく、楽しい場所です。でも、それだけではありません。穏やかに見える水面の下に、深み・急流・水圧・岩など、抜け出せない危険が潜んでいます。
このマップは、長年多摩川に関わってきたプロの知見をもとに、ハザード(危険個所)をまとめたものです。ハザードの多くは、巻き込まれたら抜け出せません。
だから、危険な場所を知り、近づかないことが最大の備えです。 このマップで危険を知り、自分や大切な人達の命を守る判断をしてください。
毎年川遊びのシーズンになると、多摩川でも人が命を落とす事故が後を絶ちません。そして、そうした事故の多くが、自然を相手に無防備過ぎる、あまりに無知なことに起因していることは残念でなりません。
自分の命を守れない人に、大切な人は守れません。危険を知り、自分で責任を取れないなら近づかない。その選択が、あなた自身を、そしてあなたの大切な人を守ります。
このハザードマップが、皆さんが自然の脅威と真摯に向き合うきっかけとなり、命を守る選択の一助となれば幸いです。
危険に遭遇したとき、私たちには3つの選択肢があります。
自然相手に、正解は一つではありません。大切なのは、自分で本当に対処ができるのか、ちゃんと判断できることです。
「誰かがやっていたから同じようにできるだろう」とか、「自分には無理だと感じたのに怖いと言えなかった」、そんな理由で命を落としてはいけない。
自分の能力を知り、自分で判断する。そんな人が、一人でも増えることを願っています。